くまさんの健康ひとりご飯

ある大きなストレスを受け続けたことで自律神経が乱れ、その流れで婦人疾患にかかりました。それまでの環境を変えて、婦人科に通院しながら、自力でなんとかできる事はないかと考えて、自炊を習慣にし、食や栄養素について独学しています。食事改善だけのおかげではないけれど、ストレスの後遺症となんとなく続いていた体調不良が治り、婦人疾患も良くなってきています。このブログは、そんな私の毎日の食事記録です。

おばあちゃんの命日に作る見よう見真似の精進料理。

私を育ててくれた祖母の命日に一緒にご飯が食べたくて精進料理を作ったお話です。

恥ずかしながら精進料理というものを今まで一度も食べた事はないし、細かな作法もわからないし、これが精進料理とよべるかどうかもわからないし、実家には仏壇があるけれど私の自宅にはないのでお供えする場所もないけれど、

お肉やお魚、玉子を使っていない食事なら亡くなった祖母とも一緒に食べてくれるんじゃないかなと思い、見よう見真似で精進料理を作ってみました。

作ったものはこちらです。

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  • 厚揚げと蒟蒻とお花人参の煮物
  • 茄子とピーマンの揚げびたし
  • きんぴらごぼう
  • エノキと銀杏の炊き込みご飯
  • とろろ昆布とお豆腐のお吸い物
  • 白菜と昆布の浅漬け

何をどんな風に作っていいのかわからなかったので、とりあえず、お肉、お魚、玉子を使わない事だけを意識して作りました。

これが精進料理とよべるか自信はありませんが、でも、一つだけわかった事があります。人の為に作る料理は楽しいし自然と作業が丁寧になる、という事です。

いつもだったら切ったつもりの野菜が繋がっていたとか、大匙1入れたつもりが勢いあまって大匙2になったり・・なんてことはいつもの事なのですが、今日は一度もありませんでした。

祖母の喜ぶ顔を想像しながら作る作業は私にとってとても楽しい時間でした。

厚揚げと蒟蒻とお花人参の煮物の作り方。

材料

  • 絹豆腐の厚揚げ 2枚
  • 蒟蒻 1枚
  • 人参 4cmくらい
  • 水 200ml
  • 出汁用昆布 1枚
  • 料理酒 大匙2
  • みりん 大匙2
  • 醤油 大匙3
  • きび糖 大匙1

作り方

まずは人参でお花を作ります。

人参は皮をむいて約1cm幅に切り、バランスをみながら6等分に浅い切り込みを入れます。

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切り込みをいれた部分全部に△に切り込みをいれます。

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全部△に切り込みを入れるとこんな感じになります。↓

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花びらになる部分の角をとっていきます。

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不器用なので少し形がいびつになってしまいましたが、形よりも気持ちが大事。

花びらの半分から切り込みに向かって斜めに包丁を入れます。

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この作業を全部の花びらにすると

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人参お花の完成です!

次に蒟蒻の下準備をしていきます。蒟蒻は食べやすい大きさに切ります。

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煮た時に蒟蒻に味がしみ込みやすいように隠し包丁を入れておきます。

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コレやってみて思ったのですが、蒟蒻を切る前に隠し包丁を入れた方が楽だしやりやすいですね💦切ってから隠し包丁した方が全面に切り込みを入れる事ができるけれどね💦

蒟蒻を下茹でしていきます。鍋にお湯を沸かして蒟蒻をいれてサッと茹でてザルにあげておきます。

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今度は厚揚げの油抜きをしていきます。ザルの上に厚揚げをのせて熱湯を回しかけます。厚揚げを食べやすい大きさに切っておきます。

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鍋に厚揚げ、人参、蒟蒻、水、料理酒、みりん、醤油、きび糖、出汁用昆布を入れて中火にかけます。

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落し蓋をして20~25分くらい煮たら完成です!

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次は茄子とピーマンの揚げびたしを作ります。

材料

  • 茄子 1本
  • ピーマン 2個
  • オリーブオイル 大匙4くらい
  • 厚揚げと蒟蒻とお花人参の煮物の煮汁
  • 生姜 15g

作り方

茄子は水でよく洗ってヘタを取って半分に切り、皮の方に0.5~1cmくらいの幅で隠し包丁を入れておきます。

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茄子の上のヘタの部分ギリギリのところを少しだけ切ってヘタをとります。茄子の栄養のほとんどはヘタの近くにあるらしいと知ってからはこのやり方でヘタを取るようになりました。

ピーマンも半分に切り、中の種を取り除いておきます。

フライパンにオリーブオイル大匙2を入れて茄子の皮を下にして中火~弱火で3分くらい揚げ焼きしていきます。

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3分経ったらひっくり返してピーマンを加えて(ピーマンも皮から焼いていきます)1~2分焼きます。

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この時点でオリーブオイルが足りないと感じたので大匙2を追加しました。今回合計大匙4のオリーブオイルを使いましたが、様子をみながら足したり減らしたりしてよいと思います。

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オリーブオイル足したら一気に食材に火が通るのが早くなりました。

ピーマンと茄子がしんなりしたらキッチンペーパーで余分な油分をとり除いておきます。

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そこに厚揚げと蒟蒻とお花人参の煮物の煮汁と皮をむいてすりおろした生姜を加えて5分くらい煮ます。生姜がまんべんなくいきわたるようにして

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上から生姜をすりおろす場合は、写真のように生姜が偏ってしまうので、まんべんなくいきわたるようにしてから煮てください。

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きんぴらごぼうの作り方。

材料

  • ゴボウ 1本
  • 人参 2/3本
  • ごま油 大匙1
  • 料理酒 大匙1
  • みりん 大匙1
  • 醤油 大匙1
  • きび糖 小匙1
  • 七味唐辛子 適量
  • 白ゴマ 適量

作り方

人参は皮をむいて4cmくらいの長さの細切りにしておきます。

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ゴボウは包丁の裏で皮をこそぎ落として4cmくらいの長さの細切りにして水にさらしておきます。

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フライパンにごま油をいれて人参とゴボウを加えて全体に油がいきわたるように軽く炒めます。

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そこに、料理酒、みりん、醤油、きび糖、を加えて中火で全体がしんなりするまで炒めます。

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そうしたら、七味唐辛子、白ごまを加えて中火~強火で汁気がなくなるまで炒めます。

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器に盛って完成です!

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エノキと銀杏の炊き込みご飯の作り方。

材料

  • お米 1合(無洗米を使いました)
  • エノキ 60g
  • 銀杏の水煮 1パック
  • 煮物で出汁をとるのに使った昆布
  • 料理酒 大匙2
  • 醤油 大匙2
  • 水 1合のメモリ分よりも気持ち多めの量(お米の種類にもよりますが、水でとがない分を計算に入れて無洗米を使う時は気持ち水も大目にした方がよいです)

作り方

エノキは石づきをとって半分に切っておきます。

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昆布を細切りにしておきます。

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炊飯器のお釜にお米と料理酒と醤油と1合のメモリ分より気持ち多めの量の水をいれます。

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そこに昆布とエノキと銀杏を加えて表面を平らにならします。

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炊飯器のスイッチをオンします。

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炊き上がったらしゃもじでよく混ぜてお茶碗に盛ったら完成です! 

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とろろ昆布とお豆腐のお吸い物の作り方。

本当は白だしを使うと早く出来上がるし便利なのですが、精進料理にはカツオ出汁や煮干し出汁は使えないからどうしようか・・と考えた末、とろろ昆布を使えば簡単だし出汁をとった後の昆布も余らないのでとろろ昆布を使うことにしました。

材料

  • とろろ昆布 大匙1くらいの大きさ
  • 醤油 小匙1
  • 梅干し 半分
  • お湯 お吸い物1分くらいの量

作り方

お椀にとろろ昆布と醤油を種を取り除いて潰した梅干しを入れてお湯を注いだら完成です!

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とっても簡単で美味しい(*´ω`*)

白菜と昆布の浅漬けの作り方。

材料

  • 白菜 1枚
  • 塩昆布 小匙1
  • 粗塩 一つまみ

作り方

白菜を食べやすい大きさに切ってビニール袋に入れます。そこに塩昆布と粗塩を入れて手でもんで冷蔵庫に入れて30分~1時間くらい漬けたら完成です!

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あれはおばあちゃんだった。もう出てきてくれないから確かめようもないけれど。

今から書くことは、生きている時の事も亡くなってからの事も、私にとっては大切な家族との思い出話なのは変わりないですが、一般的にはスピリチュアルな類の話になると思います。

そういうのが苦手な人は、そっと画面を閉じてください。すみません。

 

祖母が亡くなった日も、今日と同じで、よく晴れて雲一つない真っ青な空が広がっていました。

当時、私はうつ病で入院していて、大部屋で他の患者さんと一緒に生活していた。私が入院していた病院は、大きな病院で、その最上階に入院していました。

 

朝ご飯を食べ終わって、ふと窓の外が気になって視線をやりました。

今朝、起床時間と共に看護師さんが開けてくれたカーテンの間から見える大きな窓からは、秋晴れの青空が広がっていました。

私は、その綺麗な空に吸い寄せられるようにして、窓辺に立ちました。普段は見飽きた景色なので、わざわざ窓辺に行くことはないけれど、この日はなぜか窓の外が気になったんです。

 

そして、ふと、気になって、自分のベッドの脇に置いてある置時計をみました。その時の時間は忘れてしまったけれど、私はなぜかその時、時計が気になって振り返りました。

 

また視線を戻して窓の外を見ると、斜め下の方からフワフワと漂いながら、オレンジと赤が混じった光の円盤みたいな形をした球体が私に近づいてくるのが見えました。

それは迷いもせずに、私に一直線にゆっくりと確実に近づいきました。

そして、私と窓ガラスを挟んで、私のすぐ目の前までくると、その時、風が吹いたのかわからないけれど、ふわっと風に押されるようにして少しだけ後ろに下がって、円盤が揺れました。

その時、なぜだか祖母の満面の笑みが円盤とダブって見えたような気がした。それはまるでお辞儀をしているように見えました。

 

しばらくその綺麗な色をした円盤から目をそらせずにいました。不思議と怖さや不安はありませんでした。むしろ、怖くないのが普通で、私が子供の頃から知っている温かい光のように感じていました。

なぜだかわからないけれど、私は直観的に、その光る円盤は祖母の魂だと思いました。

 

しばらくその円盤と見つめ合っていました。

すると、その時、廊下から騒々しい足跡が聞こえてきて、私の病室の前でその足音は止まりました。

私が廊下に目を向けて、窓に視線を戻すまでの間に、いつのまにか、さっきまでそこにいた円盤はどこかに行ってしまいました。遠くの方にフワフワと斜め上の方へ向かう光の後ろ姿が見えました。

 

廊下にいたのは、私の父親と、その当時にお世話になっていた研修医の先生でした。

「どうしたんですか?」と平然を装って、先生と父親の両方に聞いたけれど、内心では、その時、私はただ事ではない事態が起きたのだと悟っていました。

父親がゆっくりと私に言い聞かせるようにシッカリした口調で言いました。

「ばあちゃが死んだ。早くこれに荷物をまとめて病院に行くぞ」そう言って大きな空の旅行バックを私の白いベッドになげました。

私はわけがわからず、へらへら笑いながら「なんで死ぬの?ばあちゃが死ぬわけないじゃん」と言いながらも、一時退院をする身支度をした。扉の横の先生をみると何も言わずに動かずに、優しい顔をして私をみていた。

 

後で知ったけれど、両親が何度も祖母の命が危ないからと言って私の一時退院を先生にお願いしたけれど「何もないのに一時退院はさせられない」と言われ断られていたらしいです。

荷物をまとめて父親が運転する車に乗り込むと、父親は何も言わずに車を出しました。私は、まだ父親が言っていた言葉は信用できなかったけれど、ふと、もしかしたら、さっき見たのは本当に祖母の魂だったのかもしれないとボンヤリ思いました。

 

父親は私よりも強い霊感の持ち主でなので、その分、いろいろ経験して見えない世界があることを信じている人なので、私が話したことは本当の事だとわかっただろうし、いま考えると、あの時、私は父親に酷いことを言ったと思います。

知らなかったけれど、父親はまだこの時、祖母は生きていると思っていたから。

「さっきね、ばあちゃがきたよ。それで挨拶をしていったよ」というと、父親は、「そうか。一番にお前に会いたがっていたからな」と言いました。

私は「そんなわけないよ。生きてるから」って言って貰えることを期待していました。

 

その後すぐに父親の携帯電話が鳴りました。母親からで「病院で祖母が亡くなってそのまま自宅に運ぶから病院には来ずに自宅で待ってて欲しい」という内容でした。

 

父親は祖母が生きている間に私と祖母を会わせたくて、病院に嘘をついたのだ思いました。

だからまだ亡くなってもないのに「ばあちゃが死んだ」と、あの時、先生の前で言ったのだと思います。

 

それ以来、私が一時退院して戻ると、祖母の部屋の障子に浮かぶ赤い玉を何度かみたけれど、怖さはありませんでした。むしろ、祖母が自分の死を受け入れられずにいるんじゃないかと心配になりました。

 

それから何年も経って私は10代のほとんどを費やしてうつ病を克服しました。

その頃、働けるようになって、自分の好きなことや趣味をみつけて、毎日いろいろあるけれど充実した毎日を過ごしていました。

 

その時、既に地元から離れていたので、祖母のお墓参りは年に一度、多くて二度。祖母のお誕生日の1月1日と、お盆あたりに毎年行っていました。

お墓参りに行って念入りにお墓の掃除をして帰る時に振り返ると、私が子供の頃に見た祖母の姿のまま、白い割烹着をきた祖母が、優しい満面の笑みを浮かべてピカピカになったお墓の横に立って手をふってくれるのがいつも見えていました。

 

私は特に驚きもせずに「あ、ばあちゃだ」と普通に。

「またくるね」と言って手をふってお墓を後にしていました。

そんなことが何年か続いたある年、祖父が亡くなった。

 

その後、いろいろありお墓参りに行っても幾らお墓を綺麗に磨いても、祖母の姿は見えなくなってしまいました。

 

幽霊でも夢でもいいからもう一度出てきてくれないかなって願います。

日付が変わる前に書き上げたいと思っていたけれど、12時をまわってしまいそうだったし、ストックしておいた記事を1つ前にアップしたので、今日はもういいかな、と思っていましたが、やっぱりどうしても今日の日付が変わる前に、絶対にこのブログを今日書きたいと思って書きました。間に合って良かったです。

まとめというか一言

空が真っ青になる夏の終わりくらいから今ぐらいの時季は毎年祖母の事を思い出します。私も祖母のようにいつか誰かの中に生き続けられる人になりたいと思います。また生まれ変わっても、来世で会えますように。