甘さ控えめヨーグルト入りの爽やかなチーズケーキを作りました。
チーズケーキって脂質が多くてカロリー高いし、美容に良くないと思われがちですが、チーズケーキの材料のクリームチーズには、美肌作りをサポートしてくれるビタミンA、E、B2が含まれています。それらは、肌の老化、乾燥、紫外線予防、ターンオーバーを整える、などに効果があると言われています。なので、食べ過ぎなければ大丈夫!
ということで、今日は、チーズケーキを作ってみました(*´ω`*)生クリームのかわりにヨーグルトを使って作ることで、カロリーを控えめにできます。
ヨーグルト入りの爽やかなチーズケーキの作り方。
材料 直径18cmのホールケーキ型1つ分
- 常温のクリームチーズ 200g
- プレーンヨーグルト 1カップ
- 黒糖 60g
- レモン汁 大匙2
- 小麦粉 大匙3
- Mサイズの玉子 2つ
作り方
ボウルにクリームチーズを入れて練ります。(この時、クリームチーズが常温になってないと上手く練れません。その場合は様子を見ながら(あんまり長くレンジにかけると、爆ぜます)500wのレンジに10秒くらいかけて柔らかくしてください)
黒糖を半量ずつ加えて、しっかり混ぜ合わせます。
そこに玉子を1つずつ入れて、しっかりと混ぜ合わせます。(下の写真は、玉子を1つ入れてしっかり混ぜ合わせた後に、もう1つの玉子を入れて混ぜ合わせる前の写真です)
小麦粉を入れて混ぜ合わせます。(振るいながら入れるとダマになりにくいですが、今回は振るわずに入れました。外側からスプーンでクルクル少しずつ粉を巻き込むようにして混ぜるとダマになりにくいです)
小麦粉が混ざったら、ヨーグルトを加えて混ぜ合わせます。
ヨーグルトも混ざったら、今度はレモン汁を加えて混ぜ合わせます。これで生地は完成です。
型にクッキングシートをしいて、上のはみ出した部分は外側に折っておきます。シートに切り込みを入れると、型とシートがピッタリ密着しやすくなります。
生地を流し込みます。
170度に予熱したオーブンで1時間20分焼きます。(使うオーブンによって時間は違います。うちのオーブンはパワーが弱いので時間がかかります💦40分くらい経ったら様子をみつつ、まだのようなら時間追加して焼いてください)
焼き上がりはこんな感じです。↓
ふるふるふわふわです(*´ω`*)
このまま冷めるまで置いておくと、ぎゅーっと濃縮された美味しいチーズケーキになります。
濃厚であっさりしてて、とっても美味しいです(*´ω`*)
今までに私が作った、体が喜ぶデザートのレシピはコチラから見れます。↓
体が喜ぶデザート カテゴリーの記事一覧 - くまさんの健康ひとりご飯
このチーズケーキには、ある思い出があります。
私が25歳くらいだった頃、販売員の仕事をしていました。
お店に後から入ってきた女性(当時、私よりも15歳くらい年上の人でした)がいたんだけれど、その人は入って半年くらいした時に旦那さんのお仕事の都合で仕事を辞めて引越していくことになったんです。
その人の最後の出勤日は、私はお休みの日だったんだけれど、このチーズケーキを焼いて持って行きました。
「今までありがとうございました」とチーズケーキを渡して挨拶をすると、その人、すごくビックリした顔をしてこう言ったんです。
「え?あんなにくまさんのことイジメてたのに、こんなに良くしてくれるの?わざわざ来てケーキまでくれるの?」
って。はじめは冗談かと思ったけれど、冗談とかではなく本気な感じでした。
私は、その人からイジメられていた記憶はなかったので、ビックリして、ビックリしすぎて、その時「気づかなかった💦」って言って、なんか笑っちゃいました(笑)
まさか、お別れの挨拶に行って、居直った感じで「いじめていた宣言」されるとは思ってなかったので、それもビックリしました。で、その後、よくよくその人との事を思い返してみたら、たしかに何度も意地悪されていたことに気づきました(笑)
そんなことがあって、人の悪意に気が付けない自分が嫌だなぁって思ってしまって、なんとなく印象が悪くなってしまったこのチーズケーキは、あんまり作らなくなりました。(このレシピのチーズケーキは好きだから、頻度はかなり減ったものの、たまーに作ったけれど、作っている最中にその事を思い出して嫌な気持ちになったりしてました💦)
でも、ここ何年かの間にいろいろな事があって、最近こう思うようになったんです。
いろいろな事については書ける範囲でコチラに書いています。↓ 読んで頂いた方が、今から書く話が伝わりやすくなると思います。
私は、相手から意地悪されていた事を知らされた時に、その意地悪の内容に気づいたという事は、本当は、相手のする意地悪に気づいていたけれど、なかったことにしようとしていたんじゃないかって、思うんです。
だって、そもそも、意地悪を意地悪だと気づける心がなければ、いくら相手から「イジメていたのに」って言われても、その意地悪の内容には気づけなかったと思うんです。
誰かに対して、意地悪する人も、いじめをする人も、心の中に何かしらのモヤモヤしたもの(劣等感)があるから、対象の相手のことが必要以上に気になってしまい、そういう事をするのだと思うんです。
で、私の中にも同じ劣等感があったから、相手の劣等感を受けているうちに、自分でも気づかないうちに、それが反応した。
だから、相手のする意地悪に気づかないふりをして(完全に、自分まで騙すくらいの、気づかないふりの演技をして)、その人と心の距離をおこうとしなかった。(心の距離をとることで、相手の意地悪から自分を守ろうとしなかった)
劣等感の種類は人の数だけいろいろあるのかもしれないけれど、私の場合は、育った環境などから心の中に根付いた「周りの人の事を一番に考えられる自分でいなくては、私の価値はない。なぜなら、周りの人に比べて自分は価値がないから」という気持ちがあったと思います。
その考えでいる事で自分が苦しくならないように、完全に自分を騙してしまえるくらいの「気づかないふり」をしていたのだと思いました。
自己紹介のページの中で「いろいろな事が起こった時に、その相手を良い人だと思い込もうとしていた」と書いたけれど、それも同じ理由からだったと思う。
たぶん、私の場合は、自分の劣等感が、自分に対する攻撃としてあらわれるタイプなんだと思います。
普通に自分の事を自分で大切にできる心を持っている人は、(劣等感がない人のことね)一方的に劣等感を押し付けてくる人がいても自分の心を守るために「うわ!こいつやべえ!」ってなって逃げるか、逃げられない状況なら、そっと心の距離をとると思うんです。
劣等感があって攻撃的なタイプの人が人に対して意地悪をするってだけで、私も心に持ってるものは、その相手と変わらないな・・って思ったんです。
チーズケーキの人の時も、自己紹介のページに書いたこれまでの出来事の事もだけれど、私はずっと同じ問題から目をそらし続けてきたのかな、と思いました。それに気づいたので、今日は久しぶりにチーズケーキを焼いてみることにしました。
まだどうやったらいいのかハッキリわからないけれど、私は自分のために劣等感を手放そうと思います(o˘◡˘o)
それまでの私は、疲れがたまっていた状態&栄養の行き届いていない体と心で考えていたので、自分が辛くなるような考えしか思いつかなかったし、考えの視野も狭くなっていたと思います。
食事改善しただけのおかげじゃないけれど、それまで不摂生をしていて栄養をとってこなかった私にとって、毎日料理をして栄養をしっかり摂る事は心の回復に繋がっていると感じています。
心と体と食べ物って別々のものじゃん、って思われる人もいるかもしれないけれど、私は今までの経験と体感から心と体と食べ物は繋がっていると思っています。
まとめというか一言
久しぶりに食べたチーズケーキは、やっぱり美味しいです(*´ω`*)