くまさんの健康ひとりご飯

ある大きなストレスを受け続けたことで自律神経が乱れ、その流れで婦人疾患にかかりました。婦人科に通院しながらそれまでの環境を変えて、自炊を習慣にし、食や栄養素について独学しています。食を通して「栄養を摂る事」と「考え方」と「自分を大切にする事」の大切さを知りました。そうしたらストレスの後遺症となんとなく続いていた体調不良が治り、婦人疾患も良くなってきています。このブログは、そんな私の毎日の食事記録です。

お家にあるもので簡単サムゲタン風スープの作り方。記憶の上書き保存には時間がかかる、というお話です。

お家にあるものだけでサムゲタン風スープを作りました。

不要不急な外出を避けるために、お家にあるものだけでサムゲタン風スープを作りました。

丸々1匹の鶏とまではいかなくても、本当は、骨付き鶏肉を使いたかったのですが、家に鶏もも肉しかなかったので、鶏もも肉で作りました。高麗人参はなかなか手に入らないけれど、長ネギやナツメグや栗などは近所でも売っているので、入れて作った方がグッと本格的な味に近づきますが、家になかったのでしょうがない。それでも、すごく美味しくできたので、健忘録がてら作り方を書いてみようと思います(*´ω`*)

ちなみに、鶏肉とサツマイモは気を養う食材です。

お家にあるもので作る。サムゲタン風スープの作り方。

材料 1人分

  • 鶏もも肉 1枚
  • サツマイモ 2cm
  • 小葱 1/2本
  • 米 大匙2
  • 水 500ml
  • ショウガ 15g
  • にんにく 1かけ
  • クコの実 小匙1
  • 松の実 小匙1
  • 干し海老 小匙1
  • 粗塩 小匙1(普通の塩でも大丈夫です)

作り方

小葱は水でよく洗ってから、小口切りにしておきます。

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サツマイモは水でよく洗って、皮に汚れている部分があったらむいてから、皮ごと1cm幅の半月切りにします。

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にんにくは皮をむいて、半分に切って中の芽を取り除いてから、薄切りにします。

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ショウガは皮をむいて、薄切りにします。

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鶏もも肉は、余分な油や筋を取り除いてから、食べやすい大きさに切ります。

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1人用の土鍋に、にんにく、ショウガ、鶏もも肉、サツマイモ、米、クコの実、松の実、干し海老、粗塩、水、を入れて中火にかけます。

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沸騰してくると灰汁がでてくるので、灰汁を取りながら蓋をして弱火でコトコト30分煮ます。

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お米が柔らかくなって、ふっくらして表面にヒビが入ったら、火を止めます。

切っておいた小葱を散らして、召し上がれ。

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柔らかく煮込まれた鶏肉はホロホロ、トロトロで、とっても美味しいです。食べれば体も温まります。

 

今までに私が作った薬膳の作り方は、コチラから見れます。↓

薬膳 カテゴリーの記事一覧 - くまさんの健康ひとりご飯

記憶の上書き保存には時間がかかる、というお話です。

前職をしていた頃、ストーカーから嫌がらせを受け続けて心がボロボロになり、仕事を辞めて、引っ越しをして、環境を変えて、安心して暮らせるようになって暫くした頃に繰り返しその事についての悪夢をみたり、ひどく情緒不安定になったり、いろいろありましたが、ここのところはもうずっと変な夢や笑える夢をみることはあってもそれについての悪夢はみていませんでした。でも、久しぶりにソレ関係の悪夢をみました。

 

今から書くことは、少し話がそれているように思えるけれど、ちゃんと繋がっているので安心してください💦

子供の頃、ものすごく酷いアトピー持ちで辛かったはずだったんだけど、治って大人になってその時の事を思い出す時は、そんなに辛いっていうイメージはありませんでした。

けれど、この前、アトピーだった子供の頃と似たような状態になった時に、ふっと「子供の頃にアトピーが酷くて痒くて辛くて大変だった」という記憶が蘇ってきたんです。その時、記憶というものは、その時の状況や、自分の心持などで、幾らでも変える事ができるんだってことに気づいたんです。

詳しくはコチラに書いています。読んでいただいた方が、ここで言う「上書き保存」という言葉の意味が伝わりやすいと思います。↓

ぶりと甜茶の薬膳うどんの作り方。記憶は都合よく上書き保存して幸せになる話。 - くまさんの健康ひとりご飯 

↑に貼ったページの中に書いたんだけれど、

「アトピーだった時に、学校でクラスの一部の女子から肌を気持ち悪がられて傷ついたこともあったけれど、仲良しの友達がそばに居てくれたおかげで、すぐに忘れて笑っていた」

とか

「毎晩わたしが眠るまで祖母が本を読んで聞かせてくれたことで、布団にはいってから酷くなる(体が温まると痒みが酷くなった)痒みを紛らわすことができたこと。その影響から、本好きになった」

とかっていうのは、脳がアトピーのせいで「クラスの子に酷い事を言われた!悲しい」とか「痒い!辛い!」とかっていう風に、一度脳が覚えた悪いイメージを友達や祖母の手助けのおかげがあって、自分でも気づかないうちに「友達と笑って楽しい思い出」とか「本は楽しい。本が好き」とかっていう良いイメージに書き換えて上書き保存していたんだ、ということに気付いたんです。

しかも、似たような状態になってその時の事を思い出すまで、自分でも上書き保存していた事に気づかなかったんです。

 

子供の頃だったので今よりも心が柔軟だったという事と、周りの人の手助けがあったという事と、その時の自分の心の状態が良好だったという事があって、当時は、私自身も自分が上書き保存をしたことすら完全に忘れてしまえるくらい楽に記憶の書き換えと上書き保存ができました。

当時の自分と比べてストーカーから嫌がらせを受け続けていた時は、長い間、受け続けたストレスのせいで心がボロボロになってしまい、自分不信、人間不信になってしまっていたので頑なになっていて、人の助けを受けるどころか、そもそも自分のことも人のことも信じられなかったし、そんな状態だったのでストーカーにあっている時の(環境を変えるまでの間)私の心はとても良好とは言えませんでした。

簡単に上書き保存できていた子供時代の自分と、今の自分を比べてみてわかったんですが、記憶の書き換えと上書き保存にかかる時間は、ストレスを受けていた時の状況や、期間や、自分の心の状態によって変わるのかなって。ストレスを受けている時の状況と、自分の心の状態が悪ければ悪いほど、強烈に負のイメージの記憶が「考え癖の種」として脳に残るので、その分だけ記憶の書き換えと上書き保存にも時間がかかるのかなって思っています。言葉にして書いてみると当たり前の事のように思えるんだけれど、なかなかそれに気づけませんでした。

 

最近はもう一番苦しい時期は超えたと感じていたし、嫌な記憶をふっと思い出してしまって嫌な気持ちになった時も自分に対して「どんまい。今はそういう時だから仕方ない。嫌な記憶の嫌なイメージに自分の気持ちを振り回されないように切り替えていこう」って思えるんだけれど、悪夢をみて久しぶりにものすごく気分が落ち込みました。

でも、落ち込んだけれど、取り乱すところまではいかなくて済みました。前は、切り替える事すらできなくて、悪夢をみたり、ふっと思い出した時に過去の嫌な記憶のイメージに引きずられて心が不安になったり、怖くなったりして、今現在もまだ同じような事が起こっているような気がしてパニックになったりしていた時がありました。今は、そんな風に取り乱さなくて済んでいるということは、少しずつ、少しずつ、私の脳は過去の記憶のイメージの書き換え作業を頑張ってくれているんだなって思います。だから、落ち込んで自分の心を苦しめるのではなくて、励ましてあげたいと思いました。

 

「言葉と行動が先で後から「おもい」は変化する」というタイトルのページにも書いたんですが、嫌な過去の記憶やそれに対しての自分の負の感情にとらわれてしまって辛い真っ最中の時はそんな風に考えることは難しかったですが、今は、それまでしていた自分を苦しめる考え方をやめて吹っ切るぞ!と決めて、言葉と行動を変える努力を続けています。続けていれば、この先「おもい」は後からついてきて少しずつ楽になれると信じているし、実際に少しずつですが楽になってきています。

先に言葉と行動を変えたことで、今までの人生で起こった嫌だなと感じた小さい出来事から大きな出来事まで自分の言葉と行動を変えたことで何度も心が楽になれた経験がありました。だから、経験してわかっていたつもりだったけれど、悪夢をみて「おもい」は少しずつしか変われないことを改めて痛感しました。

でも、少し変わっただけでも、それまでの自分よりもスゴク楽に生活できるようになれたと感じています。

コチラのページです。↓

【まごわやさしい】魚の肉団子うどんの作り方。言葉と行動が先で後から「おもい」は変化する、というお話。 - くまさんの健康ひとりご飯

 

例えば、直したいと思っている変な癖を直そうとして努力しているのにも関わらず、ふとした瞬間に自分でも気づかないうちに癖が出てしまう時ってあると思うし、出たからといって直そうと決めた時の自分から後退したわけではないし、直すのには根気と時間が必要なんだと思います。考え癖や出来上がってしまった思考回路を戻すこともそれと同じことだと思いました。

初めに言葉と行動から変えれば、あとから心(おもい)はついてくるというのは、10代の頃にうつ病になって治し途中の時に私が心の支えにしていた言葉でした。

長い闘病生活のなかでうつ病の症状が慢性化してしまったのを治すために森田療法をしました。その時は、状も辛い気持ちもあるがままに行動をし続けました。眠れなくて辛かったり、気分が落ち込んでいたりしても、不安でも怖くても、やるべきことを普段通りにやっていさえすれば、その積み重ねが「大丈夫」という自信に繋がって、心の中にあった長い期間をかけて心にこびりついた不安や恐怖という記憶(気持ち)が「安心」という記憶(気持ち)に変わっていって、時間をかけて脳が上書き保存してくれたおかげでうつ病を治すことができたと思っています。(私には森田療法があっていたし、森田療法をはじめたタイミングも良かったと思うし、自分に合った良い先生に巡り会えたから治せたと思うし考え方の基盤を身に着けることができたと思っています。これを読んでくれぐれも辛いのを我慢して行動だけしていればうつ病が良くなるんだ、と考えて無理しないでください)

だから、また悪夢をみても気にしない。そのせいで気分が落ち込んでも気にしない。状況や自分の心持ち一つでコロコロ変わる心には従わないぞって思って、また今から気持ちを切り替えていこうと思います。

 

今は「気持ちを切り替えるぞ」と考える事が、自分にとって心地の良い考え方になっているけれど、心と体の準備が整っていない時に無理にポジティブに考えようとしてもうまくいかないことが多いし、反対に自分の心が苦しくなってしまう場合が多いと思います。前の私がそうでした。 

此処に書いたことは、あくまでも私の場合の話で個人的な考え方なので、人それぞれ置かれている環境も、心も、求めているものも全部違うので、今の私にとってこの考え方は心地よくて心が元気になれる考え方ってだけで、これが絶対に正しいというわけではありません。

私自身もまだ悩みの中にいますが、こんな風に考えたらそれまでより楽になったよ!っていうことを此処に書くことで、いま同じように苦しい中にいる人のなにかのヒントになったらいいなと思っています。

 

私は辛い時、こんな風に考えています。↓

辛さから抜け出すための考え方 カテゴリーの記事一覧 - くまさんの健康ひとりご飯

 

追記。悪夢と不眠が辛い人へ。悪夢を毎晩みて辛かった時はずっと怖い夜が続くような気がしていたけれど、こんな風な経緯を辿って悪夢が消えていったよ、という私の体験談を書いています。↓

私の悪夢と不眠について カテゴリーの記事一覧 - くまさんの健康ひとりご飯

まとめというか一言

炭水化物+炭水化物になりますが、サムゲタン風スープにスプーンの上にのせたご飯をひたして食べると、めちゃくちゃ美味しいです(*´ω`*)b