疲れた時に食べたくなる。サツマイモの塩麴雑炊を作りました。
寝不足が続いているので、元気の「気」を養うご飯を作りました。
前にも少し書きましたが、寝不足だったり、肉体労働をしたり、人に気をつかい過ぎたり、すると誰でも「気」(エネルギー)を消耗します。でも大体の場合は、休んだり、好きな事をしてリフレッシュしたり、食べ物を食べて胃腸から気を補給する事で翌日には元気を取り戻すことができます。
けれど、長い間無理を重ねたりなどしてあまりにも「気」(エネルギー)が足りな過ぎると「気虚」という状態になって一時的に休んだりするだけでは気の回復が追い付かなくなってしまうことがあります。←私は過去にその状態になったことがあります。とても辛かったです。
今の私もそうですが、仕事や介護をしていると、疲れたら休めばいいということはわかってはいても実際のところは思ったように睡眠時間が取れなかったり、休むようにはしていても自分が想像していた以上に心身が疲労していて休息が足りていなかったりして上手く疲れがとれない場合が多いと思います。なので、今日は気を養う食材を使って消化にいい食事を作りました。消化にいいものを食べて、効率よく胃腸から気を補給する作戦ですヽ(•̀ω•́ )ゝ
サツマイモの塩麴雑炊の作り方。
サツマイモ、豆腐、玉子、ショウガ、などは気を養う食材です。
材料
- もち麦ご飯 80g
- サツマイモ 90g
- 木綿豆腐 1/4丁
- 玉子 Mサイズ1個
- ショウガ 15g(皮をむいた状態で約10gくらいです)
- 塩麴 大匙1と半分
- 粉末だし 5g
- 水 400ml
作り方
サツマイモは、水でよく洗って8mmの角切りにします。
ショウガは、皮をむいてみじん切りにします。
もち麦ご飯をザルに入れて水で洗って水気を切っておきます。
一人用の土鍋に、もち麦ご飯、生姜、サツマイモ、ショウガ、塩麴、粉末だし、水、を入れて中火にかけます。
沸騰したら吹きこぼれないように火加減を調節します。しばらく煮ていると灰汁が出てくるので、すくい取ります。
サツマイモが柔らかくなってご飯の粒がふくらんでひび割れてきたら、豆腐を角切りにして加えます。
豆腐が温まったら、溶き玉子を回し入れて火を止めます。余熱で玉子が半熟になるまで蓋をして待ちます。これで完成です。
優しい味がします(*´ω`*)
今までに私が作った「薬膳」の作り方は、コチラから見れます。↓
サツマイモの豆知識です。
サツマイモには、食物繊維や加熱しても壊れにくいビタミンCなどが豊富に含まれています。ストレスが加わると、タンパク質とビタミンCを消費してしまうみたいなので、ストレスを感じた日はタンパク質とビタミンCを意識して摂るようにしています。また、サツマイモにはカリウムも多く含まれているので、血圧やむくみが気になる人にもおススメです。
サツマイモの皮付近に多く含まれている「ヤラピン」という成分があるんですが、(サツマイモを包丁で切った時に滲み出る白い汁)ヤラピンには胃の粘膜を保護してくれたり、腸の動きを促進させて便秘解消をサポートしてくれる効果もあります。
また、皮にはデンプンを分解する酵素が含まれていて、消化をよくしてくれることでお腹にガスがたまりにくくなるという効果もあるので、サツマイモは皮ごと食べるのをおススメします。
まとめというか一言
美味しかったです(*´ω`*)