作り置きしておくと便利な3品を作りました。
いろいろな栄養素をまんべんなく摂りたいと思っているので、出来るだけ【まごわやさしい】に沿って献立を考えるようにしていますが、忙しかったり疲れたりしてくるとどうしても食事が偏りがちになってしまいます。忙しさや疲れからくる食事の偏りを防ぐために作り置きをしました。
知ってる人も多いと思うけれど【まごわやさしい】は、下の7品目をバランスよく食卓に摂り入れるための合言葉をいいます。
- ま→豆、味噌、豆腐
- ご→ごま、ナッツ類
- わ→わかめなどの海藻類
- や→野菜
- さ→魚
- し→シイタケなどのキノコ類
- い→芋
醤油麹でイカと大根の煮物のなかには【まごわやさしい】の「さ」が含まれています。青のりの粉ふき芋のなかには「わ」と「い」が含まれています。ほうれん草の白和えのなかには「ま」と「ご」と「や」が含まれています。さっそくそれぞれの作り方を書いていこうと思います。
醤油麹でイカと大根の煮物の作り方。
季節にもよりますがタッパーなどに入れて蓋をして冷蔵庫で3~4日は美味しく食べられると思います。
醤油昆布麹の作り方は、コチラに書いています。↓
材料
- イカ 180gくらい
- 大根 10cm
- ショウガ 10g
- 醤油昆布麹 大匙1
- 白だし 大匙1
- 料理酒 大匙1
- 本みりん 大匙1
- 水 150ml
作り方
大根は、皮をむいて8mm幅の半月切りにします。
すでに切れているイカを買ってきたので、そのまま使います。
ショウガは、皮をむいて薄切りにします。
鍋かフライパンに、大根、イカ、ショウガ、醤油昆布麹、料理酒、本みりん、水、を入れて醤油昆布麹を溶かします。
落し蓋をして弱中火で汁気がなくなるまで煮ます。均等に火が通るように、途中、落し蓋を外して大根をひっくり返してまた落し蓋をして煮ます。
美味しいです(*´ω`*)
青のりの粉ふき芋の作り方。
季節にもよりますがタッパーなどに入れて蓋をして冷蔵庫で3~4日は美味しく食べられると思います。
材料
- ジャガイモ 4個
- 水 適量
- 粗塩 小匙1/2
- 青のり 大匙1
作り方
ジャガイモは、皮をむいて芽をとります。4等分に切ります。
鍋に、ジャガイモ、ジャガイモがかぶるくらいの水、粗塩、を入れて中火にかけます。そのまま汁気がなくなるまで茹でます。
汁気がなくなったら鍋をゆすりながら火にかけて更に汁気を飛ばして粉をふかせます。
粉が吹いたら青のりを加えて鍋をゆすって全体に青のりを行きわたらせます。
ホクホクしていて美味しいです(*´ω`*)
ほうれん草の白和えの作り方。
季節にもよりますがタッパーなどに入れて蓋をして冷蔵庫で3~4日は美味しく食べられると思います。
材料
- 冷凍カットほうれん草 100g
- 絹豆腐 1/2丁
- 練り白ゴマ 大匙1
- 白だし 小匙1
作り方
絹豆腐は、キッチンペーパーに包んで500wのレンジで4分間加熱します。レンジから取り出して、キッチンペーパーを取り換えてそのまま冷まします。熱いので火傷しないように気をつけてください。
冷凍ほうれん草は、解凍してキッチンペーパーに包んで水気をきつく絞ります。タッパーに入れて、絹豆腐、練りごま、白だし、を加えてよく混ぜ合わせます。これで完成です。
もっと豆腐をなめらかにしたい場合はすり潰して作ってもいいかもしれませんが、これでも十分に美味しいです(*´ω`*)
鰺の干物、レンコンとオクラの炒め物、ワカメとシメジと長ネギの味噌汁をつけて食べました。
【まごわやさしい】の内訳はこんな感じでした。↓
- ま→豆腐(白和え)、味噌(味噌汁)
- ご→練り白ゴマ(白和え)
- わ→青のり(粉ふき芋)、ワカメ(味噌汁)
- や→ほうれん草(白和え)、レンコン、オクラ(レンコンとオクラの炒め物)、大根(イカと大根の煮物)、長ネギ(味噌汁)
- さ→イカ(イカと大根の煮物)、鰺の干物
- し→しめじ(味噌汁)
- い→ジャガイモ(粉ふき芋)
レンコンとオクラの炒め物の作り方は、コチラに書いています。↓
【まごわやさしい】鯖の醤油昆布麹漬け定食の作り方。 - くまさんの健康ひとりご飯
私が今までに作った作り置きおかずの作り方はコチラです。↓
作り置き カテゴリーの記事一覧 - くまさんの健康ひとりご飯
【まごわやさしい】の食事の作り方はコチラです。↓
まごわやさしい レシピ カテゴリーの記事一覧 - くまさんの健康ひとりご飯
あれから。
睡魔がやばいので書き溜めしていた記事に写真をつけるだけで更新しようと思っていましたが、やっぱり今日ちゃんと書いておきたい嬉しいことがあったので書くことにしました。
昨日のブログでフェレ君の容体が良くないのでしばらくブログをお休みします、と書きましたが、あれから、なんと奇跡的に復活しました!先生からは、もうこのまま戻る可能性は低いです、と言われていたのでビックリしました。こんな事ってあるんだなって。
とはいっても戻りにくくなっていることには変わらないので、また発作を起こしたらその時は・・と思うと心配になりますが、とりあえず今はフェレ君とまだ一緒に居られることが嬉しくてたまりません。
入院前、発作を起こす前のフェレ君です。↓
寝ていたのにダックスープの準備をしはじめた途端、鼻をクンクンさせて「ご飯ですか?!」という顔をしてコッチをジーっと見つめてきたフェレ君が可愛くてパシャリとしました。
次の写真は発作を起こして入院してもうダメかもしれないから家で看取ろうと決めて家に連れて帰ってきた時の写真です。ちょっと痛々しいので苦手な人は見ないでください。
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大丈夫かな。苦手な人は画面閉じれたかな。。
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お腹を大きく動かして口呼吸で苦しそうに息をしていました。目は半開きで寝ているのか起きているのかわからないような状態で昏睡状態でした。一晩中点滴をしていた左手は腫れあがって右手よりもかなり大きくなっていました。
ダックスープも受け付けないし、食べられないのでおしっこもウンチもしないし、インスリノーマとしては致命的な状態でした。しかも吐き気もあり、昼間に病院で食べたと思われるダックスープのようなものを噴水のように2回吐きました。そんな状態だったので脱水も心配でした。
それでも諦めずに1時間毎に1㏄のブドウ糖を与え続けました。喉が動かなくて飲み込めない状態だったので、シリンジに入れて歯茎に1滴ずつたらし続けました。
途中、ブログにお知らせを書いたり、お腹が空いては戦はできん!ということで、鰺を焼いたり上に書いた作り置きおかずを食べたりしましたが、その間もちょこちょこブドウ糖を歯茎にたらし続けていました。作り置きおかずを作った時はまさかこんなことになるなんて思いもしていませんでしたが、本当に作り置きしておいて良かったなって思いました。
その時のフェレ君です。↓
夜22時半までブドウ糖を歯茎にたらし続けたら、急にフワッ!って一瞬状態を起こしたのを見て、今ならイケるかもしれないって思って用意しておいたダックスープをすかさず口元に持っていくとペロペロと舌を動かして飲んでくれました。自力で頭を起こすこともできない状態だったので、フェレ君の体を支えながら飲ませました。途中から食欲が戻ってきて全部食べ終えてもまだ食べたそうにしていたので、もう1食分作って与えました。それも全部ぺろりと食べてくれて安心したのもつかの間、急に物凄く呼吸が荒くなって歯をむき出しにして苦しそうにしはじめました。声を掛けて体をさするしかありませんでした。しばらくしたら治まって、また元の昏睡状態に戻りました。
諦めずにブドウ糖を歯茎にたらし続けました。朝の4時までブドウ糖を与え続けると、急にまたフワッて状態を起こしたので、急いでダックスープを与えました。22時半の時と同じで途中からすごい食欲で2食分をぺろりと平らげたけれど、まだ足りなそうにしていました。その時から目に力が戻り、意識が戻ったことがハッキリと見てわかりました。嬉しくて嬉しくて泣きながら「おかえり」といってフェレ君を抱きしめました。
その後は1時間毎にダックスープを与え続けて、今は2時間もつまでに快復しました。おしっこもウンチも出るようになりました。昨晩は肉球の乾燥が激しかったですが、今は脱水が治ったおかげか乾燥も治りました。
この写真は意識が戻って私の膝の上で食後スヤスヤ眠っている時に撮ったものです。↓
しっかりと目を閉じて寝ています。
ペットの介護って生半可な気持ちではできません。本当に大変です。寝る時間はないし、ゆっくり食事をとる時間もお風呂にはいる時間も自分の時間もありません。そんななか仕事はしないといけないし本当に大変です。
でも気づいたことがありました。私は今までにいろいろな事があって男性不信になってそれまで女性の幸せの象徴的なものだと思っていた妊娠や出産や子育てなどの選択肢は自分の人生にはいらないかなって思うようになりました。他にいくらでも幸せを感じられる瞬間があるので。でも、周りの人が普通に手にしている幸せが自分にないことを心のどこかで寂しく感じていました。
けれど、フェレ君の介護をするようになってから人生って上手く出来ていて「人生ってお返しのしあい」なんだなぁってことに気付いたんです。1~2時間置きに起きてご飯を与えたり様子をみたりって、これって誰でも赤ちゃんの時にして貰っていたことなんですよね。私は親がいないから、とか、ずっと入院していた、とか、施設で育った、とかっていう人も誰かが面倒みてくれていたから今生きているんですよね。私も赤ちゃんの頃に祖母や病院の人が面倒をみてくれていたおかげで今があります。愛がなくちゃこんなに大変で面倒なことなんかできないと思うからフェレ君の介護を通して改めて、私は周りの人から愛されていたんだなって感じることができました。そうしたら、ものすごく心があたたかくなりました。そして産めない自分にも「カタチは違うけれど、お返しが出来ていたんだ」と思えたら、寂しく感じる必要ないじゃんって思えました。そうしたら、男性不信の自分や産めない自分のこともそれまでよりも少しだけ受け入れることができました。そっか、私達は気付くために産まれてきて生きているんだ、じゃあ、ちょっとみんなとは違う道をすすんだけれど、今のままで私の人生は順調なんだなって思えました。フェレ君が気付かせてくれました。
私は辛い時、こんな風に考えています。↓
辛さから抜け出すための考え方 カテゴリーの記事一覧 - くまさんの健康ひとりご飯
まとめというか一言
醤油麹入れると何でも美味しくなる(*´ω`*)