悪夢と不眠が続いていた時のことと、治るまでのことを書きます。
今日は少しネガティブな話題です。そういうの苦手だよ、という方はそっと画面を閉じてください。ごめんなさい(o*。_。)oペコッ
2019年09月15日~期間をおいて3ページに渡り私の悪夢と不眠について書いてきたんですが長すぎるし読みにくかったので、わかりやすく1ページにまとめる為に2021年05月19日に書き直しています。
私が眠れなくなった理由について。
今は眠れるようになったし悪夢もみなくなりました。過去にいろいろありましたが、いまは毎日穏やかに過ごしています。穏やかと言ってもそれなりにはいろいろあるけれど、でも普通に耐えられる範囲内のことだよ。
私について書ける範囲で書いています。こちらを先に読んで貰った方が話が伝わりやすいかもしれません。↓
前職をしていた頃に、つきまといや嫌がらせなどをされ続けたことが原因で一時期悪夢をみるようになったことがありました。
嫌がらせを受けました→すぐに眠れなくなって悪夢をみるようになった、というわけではなくて、それは仕事を辞めて引っ越しをして暫くした頃に起こりました。
仕事を辞めて引っ越しをしたあとも(悪夢をみるようになる前の話ね)嫌がらせをされていた時のことを思い出したり、その時の自分の感情が再現されたりして、泣いたりパニックになったりしていましたが、ちょうど、悪夢をみるようになった前にその事の節目になるような出来事がありました。たぶん、その時に猛烈に当時の事を想い出したことが悪夢をみるキッカケになったんだと思っています。
短い睡眠と悪夢を繰り返していました。
【ここ一週間ずっと怖い夢をみて夜中に目が覚めて、その後頑張って寝ようとするんだけれど、また怖い夢をみて30分~1時間で目が覚めてしまって・・短い怖い夢を一晩に何度もみて、まだ全然起きる時間じゃないのに早朝には完全に目が覚めてしまい眠れなくなる・・という変な睡眠を繰り返していました。】
↑ ↑ ↑これは、2019年09月15日に私が書いた文章の一部なので、その頃のことをいっています。
悪夢と不眠の原因は、自分の中でハッキリしていました。前職をしてい頃につきまといなどの嫌がらせを受け続けたせいでした。それについては、自己紹介ページに少し書いています。
2019年09月15日の時は悪夢をみるようになってまだ1週間でしたが、私にとってはとても長い1週間でした。悪夢の内容が最悪でした。実際にあった嫌がらせをしてきていた人と話している場面や、嫌がらせやつきまといを受けた時の自分の感情を再現されるような夢でした。されたことよりも、された時に感じていた自分の恐怖とか不安とか怒りとか悲しみとかの感情の再現率の方が高くて辛かったです。
夜中に短い睡眠で目が覚めたあとも夢だと頭ではわかっていても、毎回、恐怖と不安で心臓はドキドキして鳴りやまないし、汗もびっしょりかいていました。そんな状態だったので、目が覚めてすぐにまた眠ることもできなくて、布団の中で目をつぶって次の眠りを待つ時間が辛かったです。だんだんと夜になって布団に入るのがこわいと感じるようになってきていました。また今夜も嫌な夢をみるんじゃないか、とこの時は毎晩不安でこわくてたまりませんでした。
夜にみる鮮明な悪夢のせいで日中も悪夢の内容が頭を離れなかったり、これは悪夢をみはじめるようになる前から少しずつありましたが、日中に嫌がらせをされて感じていた感情が蘇ってきて急に泣き出したり、パニックになったりすることが酷くなっていました。
そんな時、知り合いに「ストレス社会でがんばる方に」がキャッチフレーズのサプリメントをすすめて貰って飲み始めました。
当時の睡眠はこんな感じでした。疲れていたので23~24時に布団に入ると寝入りはいつもスムーズに眠れていたんですが、そのあと悪夢をみて大体深夜1~2時に目が覚めてしまい、そのあと眠れてもまた悪夢をみて30分~1時間くらいで起きてしまって、また目を閉じて眠るんだけれど悪夢をみて短い時間で目が覚めてしまうのを繰り返して早朝の4~5時には完全に目が覚めてしまってまだ起きる時間じゃないのに眠れなくなる、という感じの睡眠状態を繰り返していました。
【サプリメントを飲んだ夜は、一度も悪夢はみませんでした。深夜3時になんとなくパッと目が覚めてしまい「ああ、またこのまま眠れないのかな」とか思ったけれど、その後、目をつぶって5時くらいまでウトウトしていました。(最後に目を開けて時計を見たのは5時でした)
その後は安眠して、なんと目覚まし時計がなる6時30分まで心地よく眠ることができました!
いつも悪夢をみて夜中に目が覚める時は、物凄く憂鬱な気分というか、何とも言えない気持ちになっていたんだけれど、(飲んでない時は、憂鬱すぎて次の眠りがくるのを待つために目をつぶって布団の中でジッとしているのも辛かった)昨晩は夜中に目が覚めても、次に眠りにつくまでの間、心地よい睡魔の中をまどろんでいるような気分で嫌ではなかったです。】
↑ ↑ ↑2019年09月15日に私が書いた文章の一部です。
正直、サプリメントの効果なのか「飲んだから大丈夫」というプラシーボ効果なのかはわかりませんが、私はこのあと1袋20錠入っているサプリメントを1日の目安錠通り飲んで2袋半くらい飲み続けたくらいから普通の睡眠に戻れました。悪夢や睡眠の質がよくなっていったのは、サプリメントのおかげだけではなかったと思います。食事面や環境や自分にとって優しい考え方をしてあげられるようになったことなども大きかったと思います。
悪夢は変化しながらなくなっていく。
悪夢や睡眠の質は急に全部改善されたわけではありませんでした。時間をかけてだんだんと悪夢をみる頻度や夢の内容が少しずつ変わっていきました。
悪夢が、どんな風に変わっていったかというと「物凄く怖い夢→怖い夢→不安な気持ちになる夢→なんだこれ?という夢→どうでもいい夢→夢をみてもすぐに忘れる」という流れを辿って、改善されていきました。
大事なことなのでもう一度書きますが、悪夢や睡眠の質がよくなっていったのは、サプリメントのおかげだけではなかったと思います。食事改善や環境や自分にとって優しい考え方をしてあげられるようになったことなども大きかったと思います。
眠れるようになったあたりから日中に思い出しても泣いたりパニックになったりすることなく嫌な感情をやり過ごせるようになっていきました。思い出した後も表面上は平常心でいられるようになりました。これは私にとってとても大きな変化でした。
悪夢をみなくなって暫くした頃に意外な形で夢にあられる。
これは、2020年07月28日に私が書いた文章です。↓ ↓ ↓
その後、ずっとそれ関連の悪夢はみていませんでしたが、7月のはじめくらいに、自分が無意識になかったことにしようとしていたストーカーから受けた嫌がらせのなかでも特に酷かった内容についての記憶を夢にみました。とてもビックリしたし嫌な気持ちにもなったけれど、それ以上に「心(脳)の働きってスゴイな」って感心しました。そんな風に考えて気持ちが動揺するのを最小限に抑えられた理由は、たぶん、ケアストレスカウンセラーの勉強をして心の仕組みについて少しだけ知識を身に着けられたおかげだと思っています。とはいえ、正直、なんでまた夢に出てくるの・・って思いましたが、今更また当時の事についての夢をみたことをポジティブに考えるとすれば、真実を受け止める心の体勢が整ってきたから、抑圧していた部分が夢にあらわれたんだろうって思うようにしました。
レシピがメインなので下の方に簡単にですが、その時の様子についてはコチラに書いています。↓
【ストレス対策レシピ】トマトスンドゥブチゲの作り方。脳(心)は面白い、というお話。 - くまさんの健康ひとりご飯
その後、また暫く変な夢はみていませんでしたが、先日とても印象的な夢をみました。
夢に出てきた登場人物は、知らない女の子と男の子の2人でした。年齢は、14~16歳くらいです。なぜか女の子は、私の実家の近くの道を歩いています。私にとっては、子供の頃に遊んだり歩いたりした馴染みのある道です。
女の子は俯いて周りを見ないようにしながら足早に歩いています。そのすぐ後ろを男の子が女の子を追いかけるようにして歩いています。男の子は、楽しそうに道に落ちていた枝で嫌がる女の子の背中を突っついたり、石を拾って投げつけたりして遊んでいます。日常的に男の子は女の子に対して意地悪を繰り返しているようでした。
私はその光景を上から第三者的な目線で眺めていました。その時に自分が寝ていて夢をみている自覚もありました。
女の子が周りを見ないようにして俯いて足早に歩いているのは、男の子のことを見たくないと思っているからなんだな、っていうのが伝わってきました。女の子は、男の子のことは好きでも嫌いでもないようですが、意地悪をし続けられることに対して深い悲しみを感じているようでした。これ以上悲しい思いをして相手のことを嫌いになりたくないから、男の子のことを見ないようにしているのだと思いました。
男の子はそんな女の子の気持ちを知らずに相変わらず石を投げつけたり、鞄で頭をたたいたりしています。いつもだったらほどほどで終わっていた意地悪でしたが、その日はどんどんエスカレートしていきました。
いつも我慢していた女の子でしたが、肉体的も精神的にも耐えられないくらいの意地悪をされて女の子は初めて男の子を視界に入れました。男の子を睨みつける女の子の目には涙がたまっていました。知らず知らずのうちに自分の中にたまっていた男の子に対する悲しみが憎しみに変化した瞬間でした。初めて女の子が男の子にやり返したところで目が覚めました。
夢の中に出てきた女の子は絶望していました。意地悪をされて悲しいという気持ちから、憎しみの感情に変わった自分に絶望していました。それから、世の中には「根っから悪い人はいない」と思っていたのに、それは間違っていて、悪い人もいるこの世界に絶望していました。そして憎しみにまみれた自分の心が酷く汚いもののように感じている女の子の深い悲しみが伝わってきました。目覚めるとこわい映画を観た時みたいに心臓がドキドキしていて少し寝汗をかいていました。
この夢、なんか心に残りました。どうしてだろうと考えているうちに、まったく自分とは関係ないはずの夢が心に残った理由がわかりました。この夢の中に登場してきた女の子は、姿は違うけれど、ストーカーから嫌がらせをされ続けていた時の私にソックリだったんです。【人の事を嫌っちゃダメ。】【人に親切にしなくちゃダメ。】【愚痴っちゃダメ。】【人に酷くされてもその人のことを悪く言っちゃダメ。】とか、自分に対して「ダメ」をいっぱい押し付ける考え癖をもっていた頃の私にソックリでした。
そんな考え癖をもってるからストーカーなんかにあうんだよ、あなたも悪いよ、って思う人もいるかもしれないけれど、少なくともそれまでの私の人生では生きていく為に必要な考え癖でした。今はもう必要ないけれどね。
特定の人につきまといまでして嫌がらせをし続けてしまう人も同じですが、そういう行動にでてしまう考え癖や習慣などが相手にあって(人間関係ってその人が持っている考え癖や習慣が大きく関係していると思う)、その考え癖や習慣は、その人のそれまでの人生ではそれが生きていく為に必要だった、ということなんじゃないかなって思っています。これは劣等感の話に繋がるとも思っています。
今の私は「根っから悪い人はいない」だなんて思っていないし、(ある人にとっては悪い人でも、ある人にとっては良い人だったり、またある人にとっては普通の人だったりっていう感じだと思ってる)自分に意地悪をし続けてくる人がいたらソッコーで逃げるし、人の事を嫌っちゃダメとか、何があっても親切にしなくちゃダメとかも思っていないので、そういう人があらわれたら拒否するけれど、あの頃の私はそれがうまくできませんでした。当時の私は、夢の中の女の子のようにジッと耐え続けていました。
ストーカーから嫌がらせを受け続けた後遺症?で毎晩のように悪夢をみていた時は、ばっちり夢の中に自分も登場していて臨場感たっぷりでしたが、今回の夢には私自身が登場しなかったことから、自分の中に当時のことを客観的にみれる余裕が出てきたんだなぁと感じました。
「物凄く怖い夢→怖い夢→不安な気持ちになる夢→なんだこれ?という夢→どうでもいい夢→夢をみてもすぐに忘れる」という流れを経て連続して悪夢をみなくなった時に、もうそれ関連の夢をみることはないだろうなって思っていたんですが、実際はそうではありませんでした。いま書いたように、その後も夢の中で真実を思い出したり、今回のように客観的な目線で当時の自分を振り返るような夢をみたりしています。
この先、また夢をみる事があるのか、みるとしたらどんな夢をみるのかはわからないけれど、確実に言えることは、私の中の心の傷は少しずつ癒えているということです。夢の内容からもわかりますが、他にも夢をみた後の自分の心の反応や日常生活などからも良くなっていることがわかります。日常生活では、ストーカーから離れる為に仕事を辞めて引っ越しをしてから、眠れない、眠り過ぎる、悪夢をみる、体が怠い、イライラする、不安感、深い悲しみ、突然吹き出してくる火のような激しい怒り、今も同じような事が続いているような感じがしてパニックになる、特定の名前やセリフに反応して情緒不安定になる、人から過去の事を聞かれた時に固まってしまって話せなくなる、その後一人で泣いてしまう、などのここには書ききれないくらいのさまざまな不快な心の反応がつきまとっていましたが、今はそれらはもう生活に支障がない範囲におさまっています。ちょっとずつしか前に進めないけれど、ちょっとでも進めたらスゴク楽になれることを知っているので、一歩も前進できなかった頃よりは自分の心が変わるのを冷静に待つことが出来ています。
私自身、初めて過去のことをブログに書いた時は手が震えるくらい怖かったし、今も少しの抵抗や恐怖心があったり、未だに周囲の人には話したくないと思っているけれど、さまざまな不快な心の反応が自分のなかに起きていることを自覚しはじめたばかりの頃に自分がおかしくなったんじゃないかって思って不安になったことがあるので、自分の体験をブログに書くことにしました。あの時まわりに「大丈夫だよ」って言ってくれる人がいたらどんなに気持ちが楽になったかと思ったからです。読んでくれている人のなかには、自分だけじゃないんだ、とか、今が辛くても良くなるんだ、とかって思って安心してくれたりする人がもしかしたらいるかもしれないなって思ったので書きたいと思いました。それだけじゃなくて、書くことで私自身が「あの時に苦しいおもいをした事は無駄じゃなかったんだ」と思いたいから書いているというのもあります。
けれど、読んでいて楽しい内容ではないので、なかにはこういう内容を全く必要をしていなくて、むしろ不快に感じる人もいると思うので、その時は、すみません。そっと画面を閉じてください。
↑ ↑ ↑ここまでが、2020年07月28日に私が書いた文章です。
2021年05月19日の私は、嫌がらせをされる前の自分には戻れないけれど、今の自分も悪くないというか好きだなって思っています。当時感じていたどうしょうもない苦しさは今の私の盾となり肥やしとなってくれました。
ブログなので読んでくれている人が今までにどんな経験をしてきてどんな想いをしてきたかはわからないので、安易な慰め言葉は書きたくないし書けないと思っています。苦しさを経験したことがあるので尚更そう思います。辛かったときの私がそうだったので、いま苦しい想いをしている人がこの先自分が良くなることを想像出来なくて、もう一度穏やかな気持ちで過ごせる日がくるなんてありえない話だと思うかもしれないことはわかっているけれど、でも、いつかその苦しみが癒される日がくることを祈っています。
私は辛い時、こんな風に考えています。↓
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まとめというか一言
悪夢と不眠が起こってから治るまでのことを書きました。過去に書いた文章をそのまま残しておきたい気持ちもありましたが、3ページもあって読みにくいのでまとめてみました。でも結局長文になってしまいました。長いのに最後まで読んでくれてありがとうございます。