神棚にお供えする鏡餅を作りました。
神棚にお供えする鏡餅を作るためにお餅をつきました。餅つき機がないので、自力でつきました。いい腕の筋トレになりました(*'ω'*)
鏡餅を作らなくても、この方法なら餅つき機なしでつきたてのお餅が食べられます。自分でついたお餅の味は格別な美味しさです。
餅つき機なしでお餅の作り方。
もち米の浸水時間ですが、祖母は前の晩にもち米を洗って水に浸して一晩置いていましたが、私は昨晩浸し忘れたのでお湯に1時間浸してから炊きました。
材料 2合分
- もち米 2合
- 水 360ml
- 50度くらいのお湯 もち米が浸かるくらい
- 餅つき用水 200~300ml
- 餅とり粉 適量
用意するもの
- 汚れてもいい清潔なタオル
- めん棒、または、すりこぎ棒
- バッド
作り方
もち米をボウルに入れて水で洗います。何度か水を取り換えて、白い濁りが薄くなるまで洗います。
もち米が洗えたら、もち米がかぶるくらいお湯を入れて浸します。このまま1時間置きます。
お釜に、もち米、水360ml、を入れて炊飯器にセットして炊飯ボタンを押します。
炊き上がりました。↓ツヤツヤしています。
お釜自体が熱くなっているので、下にタオルを敷きます。これからお餅をつくので、水とめん棒かすりこぎ棒を用意します。
タオル越しに手でお釜を持ってお釜を固定した状態で、めん棒かすりこぎ棒を使って餅をついていきます。
ほんとうは完全に粒々がなくなるまでついた方がいいんだけれど、腕が大変だったので、ある程度つけたら良しとしました。
きな粉などをつけて食べる場合は、手をしっかりと濡らして、この状態のお餅を食べやすい大きさにちぎって食べます。
のし餅にする場合は、多めの餅とり粉をバッドに入れて広げます。その上にお餅をのせます。
さらにその上に餅とり粉をかけて、手でお餅が平らになるように広げます。(私はこの状態から手に餅とり粉をつけながら鏡餅を作りました)
このまま冷ましてある程度固まってお餅が扱い易くなってから包丁で切ってのし餅にします。実家では、祖母が早朝にお餅をついて広げるところまでして、夕方か翌日の朝に祖父がどこからか長い包丁を出してきて切っていました。
今までに私が作った「おうちごはん」の作り方は、コチラから見れます。↓
おうちごはん カテゴリーの記事一覧 - くまさんの健康ひとりご飯
子供の頃の思い出と鏡餅の話。
家に神棚をお祀りしてから初めて迎える年末年始です。子供の頃は元旦の早朝に祖母が餅つき機でお餅をついていました。なので、毎年元旦の朝は炊き立てのもち米の香りで目覚めて1年が始まりました。
餅つき機に付きっきりの祖母にわくわくしながら付きっ切りでつきたての柔らかいお餅が出来上がるのを待っていました。1回目のお餅がつきあがると必ず祖母は自分たちが食べる分を用意するより先に、神棚、台所、トイレ、各部屋、玄関、などにお供えする鏡餅を作っていました。熱々のお餅を手でちぎって丸めている祖母の隙をついて、待ちきれずにお餅に手を伸ばそうとしたら「熱いから触っちゃダメ。神様が先だよ」と言ってたしなめられたのを覚えています。神様を大切にする祖母をみて育った私も自然と神様のことが大好きになりました。
祖母が元旦の朝に鏡餅を用意していたので私も元旦に作ろうと思っていましたが、昨日、お世話になった神社へ年末の挨拶回りをしたうちの1つの神社で鏡餅がお供えしてあるのを見て、気になって調べてみました。すると鏡餅は年が明ける前にお供えするものだという情報を知りました。(ありがたいことに今年は新しく幾つかご縁を感じられる神社に出会えました)迷いましたが遅いよりは早い方がいいだろうと思ったので、今日作ることにしました。地域によって違うのかな?
出来上がった鏡餅はコチラです。↓
大きいのが神棚用です。小さいの4つは、お部屋と台所周りとトイレと玄関用です。(3つしか写っていませんが、小さいの4つ作りました)
このままお供えするのは失礼なので、お皿の上に半紙を敷いてその上に乗せようと思いましたが、半紙にくっつきそうだったので(くっついたら鏡開きする時に大変なことになりそう)、さらにクッキングシートを敷いた上に乗せました。写真だと伝わりにくいですが、結構な大きさです。
小さいのは食べない予定なので、そのまま半紙の上に乗せました。祖母もそうしていました。
鏡餅は3段にしました。2段と3段の違いはわかりませんが、祖母が作る鏡餅はいつも3段だったので私も3段にしました。
まとめというか一言
鏡餅を作ったら食べる分はほとんど残りませんでした。鏡餅をつくる為にお餅をついたのでいいんだけれど。今から鏡開きが楽しみです(*'ω'*)